BUSINESS

私たちの仕事

BUSINESS01事業紹介

東京コンクリート工業とは?

私たち東京コンクリート工業株式会社は、群馬県藤岡市で1963年に創業しました。下水道などの地下水路を構築するコンクリート製品の製造を行い、時代の流れと共に様々な製品の取り扱いを広げています。私たちの強みは何よりも「人」です。ヒューム管の製造には高い技術力を必要とするため、経験豊富な社員が常により良い製品づくりを追求しながら取り組んでいます。また、グループ企業との連携を重視し、常に時代に求められていることは何かを考え、新しい製品への取り組みを支援しています。これからも品質を第一に、皆さまの水のある快適な暮らしを支えてゆきます。

製造の流れ

01

鉄筋編成

まずは、ヒューム管の骨組みになる鉄筋籠を編みます。ヒューム管のサイズに合わせて、専用機械で自動で成形されます。

02

型組み

鋼製の型枠の中に、出来上がった鉄筋籠を設置し、機械やクレーンを使用して組み立てます。

03

遠心力成形・内面仕上げ

型枠を回転させながらコンクリートを流し込みます。高速回転で遠心力により締め固めながら成形し、最後にバーを使って内面仕上げを行います。

04

蒸気養生

成形後は、ヒューム管の硬化を促進させるため、蒸気で熱を加えます。コンクリートは熱を加えると硬化が早まる性質があります。

05

脱型・検査

完全に硬化したら、型枠を外します。規定のサイズに成形されているか、不具合がないかをチェックします。

06

仕上げ・出荷

製品置き場に商品を移動し、出荷の準備を行います。商品出荷の前には再度チェックを行い、お客様にお届けします。

ヒューム管のここがすごい!

ヒューム管の使用量は…
地球2.1周分!

直近30年間でヒューム管が張り巡らされた長さを合計すると、84000km!これは地球2.1周分に相当します。たくさんのヒューム管が使用されています。

製造する時の遠心力は…
戦闘機の4倍!

ヒューム管を成形する工程で特徴的なのが「高速回転」。その際に遠心力は40G近くにもなり、これは戦闘機の加速でかかる重力の4倍と言われます。

ヒューム間は撤去後に…
99%再利用!

ヒューム管は主原料が全て国内の資源で作られており、撤去後は骨材や道路の路盤材として99%再利用されています。とてもエコな製品なんです。

ヒューム管の歴史は…
100年以上!

ヒューム管の歴史は長く、1910年(明治43年)にオーストラリアのヒューム兄弟によって発明され、日本には大正時代にその技術が伝えられました。

ヒューム管の耐用年数は…
50年!

ヒューム管は一般的に50年ほどが寿命とされています。耐久性のある経済的なパイプとして、様々な分野で活用されています。

こんなところにも
使われています!

ヒューム管は下水を流すだけではなく、雨水を一時的に溜め込む雨水貯留や、ガス管・電力ケーブルの「さや管」としても使われます。

BUSINESS02身近に活躍する製品

私たちの身の回りでは、使用用途や求められる条件によって、様々なコンクリート製品が活躍しています。東京コンクリート工業ではヒューム管を主力とし、様々なコンクリート製品を取り扱っていますが、中でも得意分野は、内径150mm~1100mmの小型ヒューム管です。小型ヒューム管は地下の開発が進み複雑化した地下空間での工事がしやすいのが特長です。また商品開発の分野では、コンクリート製品の腐食劣化に対応する新しいコンクリート「ビックリート」も取り扱っています。ここでは私たちが取り扱っている製品の一部をご紹介します。


外圧管

外圧管とは地面に溝を堀り、管を埋設して地下の下水管路を作る商品です。

推進管

推進管とは、地下深いところを推進機械で掘削しながら押し進めて、地下の下水管路を作る商品です。

CSB

遠心成形高強度パイプカルバート、通称「CSB」です。通常のヒューム管よりとっても強度が高く、大型車両が通る道路にも対応できます。

コネクトホール

組み立て式のマンホールです。商品の側面に孔(あな)を開け、ヒューム管と接続し、水の流れを変えることができます。また、耐久性を重視した腐食劣化に強い防菌コンクリート(ビックリート)を採用しています。

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